空への片思い
連日の暑さで奪われたエネルギーが、反動で戻ってくるような錯覚に陥る
お昼時間、先日北海道のお土産で頂いた 「パンチェッタ」 をつまむ
普段脂身が苦手な私が、この脂質の甘みと旨味を堪能できる素晴らしいお味
イタリア料理の要、料理にするもよし、そのまま食べるもよし
美味しいものを食す幸せ、何よりのご褒美です
さて...今朝にちょっとした事件が
出社すると、事務所前、旧国道大通り沿いの駐車スペースに何やら大きな異物が
ゴロっと横たわる“何か”、遠目では全くわからない
徐々に近付き、車を降りて手に取ってもその正体は...不明瞭であった
じっとそれを眺める
硬さや重さ、目に見える全ての部位を分析してみた
ハッと気付き、周囲に焦るようにして目を遣る
パッと見、何か異変は無いように思えた
何故こんな場所にこんなものが...理由は、直ぐに分かった
社内に足を運ぶと、勢いづいて電話の向こうに話す実母
終わり次第、興奮したように私に近寄ってくるなり話す
昨日朝方3時頃、事務所からたった3mほど行った道路沿いで、ガードレールに車が突っ込んだと言う
それを聞いて、今一度足早に外へ出る
指差す場所には、ガードレールが引き千切れ、道路は何かを引き摺ったような大袈裟なまでの痕跡、何よりもガードレールを埋め込んだアスファルトが根こそぎ勢いで捲れているではないか
落ちていた異物、それは...剥がれ落ち数メートル先まで吹き飛ばされた 「ヘッドライト」 だった
大きな事故であったらしいが、幸い怪我人はあったものの死者の出るような事故ではなかったらしい
その飛ばされたであろうヘッドライトの処理に困り、近くの派出所へ電話をし確認すると...その事故は、大方居眠り運転だったと言うこと
そのヘッドライトは、申し訳ないが燃えるごみの日に出してほしいと
いつ何が起こり何に巻き込まれるか分からないご時勢
どれだけ注意を払おうとも危険は直ぐ隣になることの意識
事故は、悲しみしか生まないし、決して自分だけではすまない
人の命の尊さ、儚さ、ハンドルを握る責任を今一度皆で考えよう
明日から週末であり6月のスタート
全ての人に、良い時間となりますように
藍-夜は雨予報だとか...-の人