2021年12月27日

浅草キッド

本日、株式会社INDIGO BLUE の”通常営業”は年内最終日となります

明日は、大掃除に締め作業、棚卸し業務で本年度の締めとなります

年末年始の日程に関しましては、以前の投稿でお知らせしておりますので詳しくはそちらを一読願います

今日はどうしてもこれを語りたい...週末も見入ったこのドラマ、実話から出来上がった深い歌

-歌の歌詞特集-を久々やらせてください

#浅草キッド
作詞作曲/ビートたけし

お前と会った 仲見世の
煮込みしかない くじら屋で
夢を語った チューハイの
泡にはじけた 約束は
灯の消えた 浅草の
こたつ1つのアパートで

同じ背広を 始めて買って
同じ形の 蝶タイ作り
同じ靴まで 買う金はなく
いつも笑いの ネタにした
いつかうれると 信じてた
客が2人の 演芸場で

夢をたくした100円を
投げて真面目に拝んでる
顔にうかんだ おさなごの
むくな心に またほれて

1人たずねた アパートで
グラスかたむけ 懐かしむ
そんな時代もあったねと
笑う背中が ゆれている
夢はすてたと 言わないで
他にあてなき 2人なのに

夢はすてたと 言わないで
他に道なき 2人なのに

Youtubeはコチラから↓
https://www.youtube.com/watch?v=ghkSouCQsgw

竹原ピストル君ver.も素敵だけど...でもやっぱり「世界の北野」の唄声は深みが違う

-簡単な歌詞の要略-

『浅草キッド』の歌詞はどのような内容なのでしょうか
ビートたけしさんの下積み時代と合わせて見ていきましょう

1.ここでの「お前」とは、たけしさんが最初にコンビを組んだ春木さん、通称ハーキーさんのことです
仲見世とは、東京浅草の雷門から宝蔵門に至る浅草寺参道の商店街のこと
つまりこの部分は、たけしさんが芸人になろうと思いたち、浅草で相方と出会った、というシーンを描いています
煮込み料理しかない質素なお店で、チューハイ片手に、二人で夢を語りました
この部分では貧しい下積み時代を描きます
お金がなく、豊かな生活ではありませんでしたが、大きな夢を持っていました
そんな夢も、あのとき飲んでいたチューハイの泡のように儚くしゅわしゅわと消えていきました

2.コンビを結成した二人は、揃いの背広を新調して舞台に立ちます
二人の中の良さがうかがえますね
しかし靴まで買うお金の余裕がなく、足元はちぐはぐです
売れたら靴も揃いにしよう、とまた夢を語り合います
お客が全くといっていいほどいない客席を前に、無謀な夢を信じていました

3.あまりに上手くいかない毎日に、コインを投げて運試しするほどです
後半2行は少し意味が取りにくいですね
「顔にうかんだおさなご」とは、自分の子供か、年の離れた兄弟か、はたまた自分自身の幼少期を思い浮かべているのか、というふうに考えられます
その無垢な心に”惚れる”というのです
この部分では、幼い子の純真な心を思い出すことで、また気持ちを新たに芸に没頭しようという思いか込められているのではないかと思います

4.そんなふうに夢を描いていたコンビですが、ある日相方のハーキーさんが病気になり、入院してしまいます
病室に見舞いに来たたけしさんに向かい、ハーキーさんはまさにこの歌詞のように「夢はすてた」と言ったそうです
「他に当てなんてないのに」と繰り返す歌詞に、夢がついえた切なさが込められています

この年末シーズンにピッタリの仕上がりになっている繊細な作り

努力と才能、古き良き昭和が「天才を生み出す瞬間」を描いております

是非、観るならNETFLEXの監督 #劇団ひとり 主演、 #大泉洋 #柳楽優弥 で

真の漢を目指す人、自分で何かを成し遂げたい人、凡人では居られない人、必見!

藍-映像から得る元気あり-の人

浅草キッド.jpeg
posted by 株式会社INDIGOBLUE at 17:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする