2021年10月12日

GERD

私の若かりし頃からの持病

毎日決まった処方のものを定期的に服用する事

同時に、年に1.2度は内視鏡の検査を受ける事が掛かりつけ医から命じられている事である

遡る事10年程前、サラリーマンであった私は決まった大学病院で年一の健康診断にて事は発覚する

慢性胃炎と硬化性胃炎と言う病名を告げられ、その際に-生検-を行い、悪性か否かを調べることに
※生検とは正確には「生体検査」と言い、患者の患部の一部を針やメスなどで採取して、顕微鏡などで拡大して見て調べる検査のことを指します

胃の内部は、通常波打っている表面が正常な状態だが、私の内壁はツルツルと全く溝が無い状態

酸の強い胃液が、大腸の方まで流れ込み、一部数ミリが胃と同化してしまっている

この症状が所謂、「胃癌の始まり」である

挙句、私は4度の「ピロリ菌除去」の投薬に失敗し、この除菌出来る確率は現時点でほぼゼロと医者に告げられる

最終、死ぬまでこのピロリ菌と共存しないといけないと言うのが私の「常」だ

そして...そこにきてこの病名

#逆流性食道炎 は、正確には、胃食道逆流症(GERD)と言います

胃食道逆流症は軽症から重症まで様々で、なおかつ症状も多彩であるため、個々の患者さまにあった治療選択が必要です

胃食道逆流症(GERD)には大きく分けて2つのタイプがあります

ひとつが「逆流性食道炎」、もうひとつが「非びらん性胃食道逆流症(NERD)」です

いずれも胃酸を含む胃内容物が食道へ逆流することで起こります

【逆流性食道炎】
食道粘膜にびらん(粘膜がただれること)や潰瘍など炎症が生じた状態で、内視鏡検査(胃カメラ)で診断することができます

【非びらん性胃食道逆流症】
食道粘膜に炎症は見られないものの、逆流に伴う不快な症状を呈する状態で、食道粘膜に炎症を伴わないため、診断が難しい場合があります

胃は、医学的にも「早期発見であれば一番完治出来る癌と言われ、一方...進行が最も早く、発見が遅ければ致死率が格段上がる」臓器です

普段から、ある程度「食」には気を使っておりますが...やはり臓器は鍛える事はできません

決して不健康自慢をしている訳ではなく、単に自分の置かれた実情を知り、予防すると言う話しです

生の玉ねぎやニンニクなどもイメージとは逆に、とても胃に良いと聞きます

一方で、刺激物、特に私の好む辛味の強い食事はあまり好ましくないようです

日常から、胃酸が逆流し喉まで達することは頻繁で、またしっかりとした検査が必要であると感じております

当時、この様な主治医の告知もあり、あれだけ無増に吸っていた煙草をやめる切っ掛けになったのは言うまでもない

皆さんも、目に見えない病等、自分が健康である「裏付け」の為に、しっかりと普段から自分を知り、より意識を高め生活しましょう

その為にも、定期健診、義務付けられた期間内に必ず受診しましょう

「病は気から」とも言いますが、現実はそう甘くはなく、日々数値化されリアルに状況が医学で分る時代です

こんな世の中だからこそ、少しの不調でもしっかり受診するよう心掛けよう

「決して一人の身体ではない」と言う意識

「長生きしよう」とまでは言わない、けど夢がある、守るものがある、そうであるならばその目標が達成するまでは!

守ろう自分を

藍-胃カメラは鼻から派です-の人

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posted by 株式会社INDIGOBLUE at 17:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする