2019年08月08日

ジーンズ不振

日中カラっと晴れ上がる

夕方過ぎ、日暮れから雨雲が立ち込め、重低音な雷鳴が地響きのように耳に入る

市内一大イベント、本日いわき駅前では「いわき踊り」が開催される

七夕祭り3DAYSの最終日でもある

一昨年前、開催数ヶ月前からデザインを起こし、クライアントと共に参加する予定が雨天で中止に

今年も、言葉の如し“暗雲”が脳裏をよぎる

冬場に積雪で、恒例のマラソン大会も中止になっていることもあり、この街の住人に不安が湧きあがる

ネットを覗くと、無事に初陣1部は開催したようだが...心配が募る

実際外は小雨、大会運営のジャッジ、今後の雨脚次第か

長い梅雨が明け、これ以上「庶民の憩い、夏の訪れ」を妨げないでほしい、そうせつに願う

話しは変わり、ネットニュースで目に飛び込んできた話題

「ジーンズ不振」

若者のジーンズ離れや過去の拡大路線の反動などが背景にあるという

特に大手が苦戦を強いられ、売上げの半減や数多く閉鎖に追い遣られたという

時代の背景とも言おうか...従来のブランド性を重視するものから、低プライスのファストブランドに売りが集中したという

所謂、低迷期であり仕入れ値の叩き合い

質より安さの時代到来、本来のものの価値が崩壊

世が、衣食住にお金を掛けなくなった、不景気の煽りで消費需要が薄れ、国民が“貯め込み使わない”傾向を強めた

爆買いという呼び名でも知られる海外観光客の大金消費でまだ潤っている部分はあれど、自国の循環が悪ければ無意味だ

私のお付き合いさせて頂いている高級ハイブランドも、部材商材にコストをかけなくなっている傾向にある

副資材への意識が遠退き、如何に安く物を作るか?の一辺倒

ある時期を境に、ジーンズの社会的地位は確固たるものを築き、正装やドレスコードにも強気で足を踏み入れたあの頃が懐かしい

元々、ワークウエア、仕事の為に実用的に開発されたアイテム

強度も強く丸洗いもでき、経年で色目をかえるデザイン性と長年愛用できる流行を選ばない素材感

古きよき時よ...戻れ

人の個性、お洒落よ...永久にあれ

藍-アパレルの低迷の危機を救いたい-の人

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2019年08月07日

カキ氷

本日は晴天なり

そして本日は出張なりなり

某企業社長様と同行し、隣市まで足を延ばす

各工場との新規校正手順の確認

現場の流れ確認

いや移動も暑いのなんのって、まあホントとろける寸前

途中にスコールの様な超豪雨に見舞われるし

中々上手くいかない、歯車がキッチリ噛み合わない

潤滑油と言う互いの妥協点が迷走して見つからない

工程を減らす事で納期と仕入れが削れるが、得てして目指すクオリティーからは遠退く

目指すは、win-win

削るところがないところまで行き着き難航

実現出来る限界の仕上げと値段、これを追求しなくて何が仕事か

数時間に渡り試行錯誤することで、やっと1つの着地点が見つかる

「一息入れますか」その言葉が頭と手を休ませる

少し距離はあったが、最寄りの店にお茶をしに行くことに

某社長曰く、「疲れた時こそ甘いもの、暑い時こそ冷たいもの」頼んだのは…ふわふわカキ氷

今は昔、原来カキ氷とはザラついて目の粗いものであった

それが今はどうだ…カンナで削った木屑の様に細くきめ細やかだ

一口呼ばれていただいた…おぉ!口溶けにの嵐

昔ながらのアイス、ガリガリ君が悲しすぎる

いわきでも食べれるところあるんですかね?是非にあったら教えてください

普段は食べないものですが、試す価値あり!

皆さんもヒンヤリ流行りに乗ってみては

藍-カキ氷改革-の人

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posted by 株式会社INDIGOBLUE at 19:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年08月06日

猛暑日の中...

午前中は納品、海沿いに車を走らせる

深い青の中に、今日は海開きした海水浴場には青以上に深い鈍白の霧がかかる

幻想的なようで、何処か恐怖心を煽るような、そんな表現し難い異様な光景に美しさを感じた

商品のリニューアル

製品品番の二重表示が義務化されたとの事で、最速で打合せと作業に入った

その甲斐あって、最短納期でお客様のもとへお届けがかなった

朝一番、冷房でキンキンに冷えた車内は、数時間後に出掛ける際には昔よく行ったネバダの砂漠のようだ

一人蜃気楼、フロントガラスの向こう側に観える海はあながちオアシス

体力が落ちてくる時期

汗と一緒に精気が外に流れ落ちる

自分整え

食事に睡眠、慎重に確実に任務を遂行する兵隊にでもなった気分だ

納品を終え、ついでに帰り道の印刷企業に立ち寄り顔出しに

自社のプリントは、数社用途やコストによって振り分け発注されている

先日、リピートで少し多目の発注を入れた現場でもあるので、盆前の状況を把握するべく向かった

そこは“想像以上”の地獄

工場の室内温度はむせ返る暑さ、猛暑日がこの室内に入り込んだような状態

室内熱中症を過ぎる体感温度

そこで、只管首に巻いたタオルまでぐっしょり、着ている衣類までびっしょり、横目もくれず仕事に没頭する従業員が

少し納期に関しての打ち合わせ、確認と思ったが...これは聞くだけ酷だ、やめておこう

こう考えると、如何に自分の職場、仕事をする環境が恵まれているのか痛感させられる

近くにいたスタッフに軽く声を掛け、このまま帰る旨を伝えあとにする

帰社した数時間後、社長より御詫びのお電話が

「いつもありがとうございます、猛暑日の中本当にお疲れ様です、引続きよろしく」とだけ伝える

特に希望納期等は伝えなかった

いや...伝えられなかった

「現場の温度感を知る」、とても欠かせない大切なこと

依頼する側される側、温度差をなくす努力

今後も惜しまない

全てが当たり前じゃない、感謝からの成り立ち

藍-水分と食物繊維を多めに摂取を心掛ける-の人

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posted by 株式会社INDIGOBLUE at 14:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする