じゃんがらをしに
中々最近、忙しさを理由に袖を通せなかった浴衣
参加を決め、心して現地へ
親方の大切な人に不幸があり、代わりに現場を取り仕切る様に命じられた
気の重い事は一切なく…ただただ、そこに居る、演舞を観る人々を楽しませたかった
一昨年の勇姿を聞いていたから、余計に肩に力が入る
今日、我々をお呼びいただいた先は…介護老人保健施設
そして今日…その施設の利用者が楽しみにしているイベント「秋祭り」
個人的にも、こう言った場所に足を踏み入れることはほぼ無いに等しい
これで確か3年目、3度目のオファーだ
丁度一年前、今日よりも演者が激少だったにも関わらず、感動して涙を流す方も居たという
県や市のPRを語る前に、目の前の人に熱さを伝えられないでどうする…自分に言聞かせる
約半年振りに浴衣と鉦、バチを握りしめる
緊張はない、やり出せばやっぱり楽しかったし気合いが乗った
何よりも、観ている人が一同に手を叩き目を輝かせていたのが印象的だ
達成感が大きい時間
終わった時には、しっとりと汗
やっぱ好きなんだ、そう思えた
そしてボランティアや綺麗事じゃなく、自分達の手で人を笑顔に変える喜び
まだ現役、足を引っ張りながらもやってていいのか悩んだ時期も
最後に、スタッフの皆さんにも自然に出た言葉
「来年もまた来ます、是非にまた呼んでくださいね」
実りの秋
自分の気持ちを刈り取り、無事に収穫をしました
言わず知れた“豊作”
感謝
藍秋はやっぱり好きの人