新たに飛び立つ
自分も昔はそうだったっけ
何故か生意気にも、早く親元を離れたい、早く義務教育から放たれたい、そう当時はずっと願って止まなかった
今でも鮮明に覚えているあの場面
単なるイベントや儀式だと思って意識もせず、ただただその後には自由があると勘違いしてたっけ
だから、今日の良き日、晴れの門出を迎えられた未来ある県立高校の卒業生の皆様
心より御祝申し上げます
今直ぐ、今後のヴィジョンを語れなど無理難題
自分達だって、世の中を知らずに楽しいものだけが待っていると思っていた上京
自由を掛け違え、そして自らで世を知り、“常”を学ぶ
今誰かが彼等に掛ける言葉があるとすれば、それは「これは私の経験談であって、貴方達の未来には関係ありません」という強調した“大前提”で話すほかないでしょう
でなければ、結局未来に対して“無理強い”で、勝手に大人がレールを敷こうとしているだけになる
何もかも、言われることが面倒、伝わる声が“外野のガヤ”、そう感じてた多感な時期
皆の思うよう、巣立ち育ってください
今日は1日、遅ればせながら参拝へ
陽も陰ってきた頃だったので、本日は近場で近況報告、心を静め清めてまいりました
新しい門を開き、新しい一歩の時期
私も常にそう言う気持ちを忘れず、日々を過ごしたいと思います
藍の人